今日の富士山 2015年9月13日(日) 吊るし雲が朝焼けに染まる

今朝は日本海に低気圧があり、吊るし雲や笠雲が発生することのある天気図でした。

寒冷前線がちょうど日の出時刻頃に富士山付近を通過する予想で、
朝6時台は富士山周辺の天気予報は雨マークでした。

しかしライブカメラで富士山が見えていたこともあり、撮影に出たカメラマン多数。
皆さんしっかり狙っていますね。

衛星画像を見ると高層の雲の帯がいい位置まで近づいていましたが、
時間が経過しても雲が東に移動しないままで、富士山上空に雲が掛かりませんでした。

これが富士山の上にまで掛かっていれば強烈な朝焼けがあったはず。
東海や西日本では朝焼けが見られたかも…?


さて結局朝まで空はピーカン気味で細かい雲がチラホラ。

未明から吊るし雲がハッキリと発達して、美しい造形を見せていました。

朝焼けの時間にはしっかりと色がつき強烈な朝焼け。
順光側では富士山が赤富士に色づきましたが、吊るし雲の強烈な色に比べるとかなり地味な印象でした。


今日は朝焼けを狙って逆光側で狙った人が多かったかと思いますが、
結局順光側のほうが赤富士と吊るし雲をセットで撮れてベストポジションだったようです。

栗田ゆがさんの写真が綺麗に仕上げられていて、ツイートが伸びています。
私がライブカメラでみた山中湖から。富士山に雲が掛かってしまいました…。
花の都公園からは綺麗に見えています。
こちらは山中湖の未明の状態。吊るし雲だけが怪しく浮かび上がっています。
日の出前の1焼けの状態から綺麗でした。
この時のほうが赤富士の色が濃かったように思います。
順光側から吊るし雲狙い、狙いが素晴らしいです。
河口湖から。コスモスが秋を感じさせますね。
こちらも河口湖。
朝霧高原から。
同じく。
こちらも朝霧高原。
富士川町から雲海と朝焼けの吊るし雲。
同じく。
朝霧高原からダイヤモンド富士が見られるのは、朝焼けから1時間後くらいでしょう。
その頃には頭にベッタリ雲がついていました。
日の出の後は、雲が増えてすぐに曇ってしまいました。
本当にチャンスは一瞬ですね。


Facebookからは、南アルプスの秘境赤石岳からの写真も届きました。
下界が晴れていても本当にガスに悩まされることが多いようです。
大変参考になります。


私は、前日が友人の結婚式のためお酒も飲んでいて撮影はできず(^_^;)
仮に出ていたとしても、逆光側へ行っていたでしょうね。

みなさんの写真で楽しませていただきました!

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