4/18 良く晴れた休日、河口湖でラストの桜
週末はなかなか晴れない期間が続いていましたが、ようやく快晴予想の土曜日。
河口湖や富士吉田周辺の桜もちょうど満開となり、ここぞとばかりにカメラマンが出撃することが予想されました。
2日前の16日も良く晴れ、同様に撮影日和となりました。
その日も休日並みのカメラマンが集まり大賑わいだったようです。
私は富士吉田周辺で撮影していたので、今日は河口湖を狙おうと考えました。
実際に撮影を経験すると見えてくるのですが、早くから現地入りしても、
結局ポイントを変えながら動き回るので、徒労に終わることもあります。
一昨日の撮影で気持ち的には比較的満たされてしまったこともあり、
早くから気合を入れて撮影!という感じにはなりませんでした。
明るくなってからゆっくり撮影しようと考えました。
ということでまずは通り道の山中湖でちょっくら撮影。
到着時にはもう日の出の直前。
日の出は5時頃。
春らしい柔らかな紅富士を撮影。
淡い感じですね~。
と、桜を撮るにはまだ早いかな?と思ってのんびり朝食を摂り…
ついでなので富士吉田で寄り道してこんな光景を撮影。
こちらのポイントはあまり知られていなく、手持ち撮影のお手軽カメラマンが1人来た程度。
きっと河口湖や忠霊塔は大混雑しているだろうに、こちらはのんびりと一人きりの撮影でした。
私が撮影していると、こちらの田んぼの主なのか?おばあちゃんがやってきて水の流れを変えました。
少し水が少なくて土などでデコボコしていた水面でしたが、
時間とともに水が供給されて綺麗な鏡へと変化していきます。おばあちゃんありがとう。
「もっと待てば水面が綺麗になるかもしれない」なんて思ってたら撮影が長くなりました。
あとは、光線の変化も。
やはり日が昇ってきたほうが青空や桜の色が綺麗に出るので良いです。
素晴らしい光景をありがとう。
そうして7時頃にようやくノコノコと河口湖にやってきました。
以前撮影したポイントでは桜に日が当たるのが7時頃だった気がしたので、こんなもんで良いかと思いましたが、
結果的にはもう少し早いほうが良かったようです。
場所によっては6時半くらいから日が当たるのかな?この辺りの調査も完全に甘いですね。反省。
河口湖の湖岸にはたくさんの桜が植えられていて、どこのポイントでどう切り取るかが腕の見せどころ。
しかし「ここ!」という狙いもなく、「とりあえずこの辺りかな~」というゆるい感じで来てしまいました。
人だかりの中に、写友の早水さんがいました。脚立に乗せていただいて何枚か撮りました。 ここのポイントは前後に動いて撮影したりできるはずなのですが、人が多すぎて身動きできません。
人気が出てしまうと自由には撮れなくなりますね。
逆さ富士も出そうな天気図で期待していたのですが、なんと私が到着した直後に逆さ富士が消失。
逆さ富士と桜のコラボは叶いませんでした。このあたりが気が抜けている罰当たりです。 人があまり集まっていない枝などを探して撮影。
3年ぶりにこの構図にも挑戦しました。
自主制作した2015年版カレンダーの「4月」に採用したカットと同じ場所です。
同時はメインカメラがD700でしたので、今年はD800Eで再挑戦といったところ。 しかし湖岸に駐車してある車などが映り込み、構図が制限されてしまいますね。
「人が少なければ…」なんていう願いは通じません。
再び移動して構図を探します。 良い構図発見!と思ったら、枝に提灯を吊るすためのロープが結んであり、ボツです。
さくら祭りなんて余計だ…。゚ヽ(゚`Д´゚ )ノ゚。
横構図にしてこんな感じで。
今はどうも河口湖の水量が少ないような気がしますね。湖岸がけっこう写り込んできます。
こんどは写友の森崎さんがいまして、場所を譲っていただき撮影。
広角でダイナミックな一枚。
また周辺を歩きまわって、見よう見まねで新しい構図を探してみます。
もう、この辺で燃え尽き感でいっぱい。
また移動。
去年まで全然知らなかったけど、Twitterなどで見かけたポイントを探ってみることにします。
コチラです。 逆さ富士が出ていると完成する構図ですが、今日はもうダメ。
しかも空は薄雲に包まれてしまい、これ以上の撮影は厳しそう。
また桜も風に吹かれて花吹雪が待っています。
次々と散っていく儚い花びらたち。
少し経つと雲が少し減ったような気がして、こちらのポイントでも一応カメラを向けてみますが…
やはり時間が経つに連れ光線は厳しくなり、なかなか色も出ませんね。空もやはり曇っているし。 ここのポイントも邪魔な枝なども育ってうまく構図を作れません。
桜も生き物ですから、年々変化していきます。
良かったポイントが失われていくことは悲しいですが、
逆にまだ若い桜が、何十年後に立派な大木になるのかな?などと考えたら少しワクワクしました。
さて、標高が高く寒い河口湖で桜が終わるということは、今年の富士山と桜の光景はほとんど終了することを意味します。
今年ラストの桜となるかもしれません。
例年になく力を入れて桜を撮影してきた今年。
「需要があるから」という理由で撮影に励んだことはある意味で勉強になりましたが、やはり写真の本質とは少し外れる気がしました。
自分が本当に見たい光景は?本当に写真に残したい光景は?
本当に自分らしさを表現できる被写体は?
いろいろと考えることがあります。
この日は、固定観念に縛られず夜桜の撮影に精を出していたhashimukiさんには感心しました。
しっかりと個性を表現していいましたね。
さてこれからは林道も開通して標高の高い場所へもアクセスしやすくなりますし、
一方でまだ地上では茶畑なんかを撮りたい気持ちもあります。
今年の初夏はどんな光景に出会おうか?どんな光景に出会えるか?
富士山とともに歩む旅は続きます。
河口湖や富士吉田周辺の桜もちょうど満開となり、ここぞとばかりにカメラマンが出撃することが予想されました。
2日前の16日も良く晴れ、同様に撮影日和となりました。
その日も休日並みのカメラマンが集まり大賑わいだったようです。
私は富士吉田周辺で撮影していたので、今日は河口湖を狙おうと考えました。
実際に撮影を経験すると見えてくるのですが、早くから現地入りしても、
結局ポイントを変えながら動き回るので、徒労に終わることもあります。
一昨日の撮影で気持ち的には比較的満たされてしまったこともあり、
早くから気合を入れて撮影!という感じにはなりませんでした。
明るくなってからゆっくり撮影しようと考えました。
ということでまずは通り道の山中湖でちょっくら撮影。
到着時にはもう日の出の直前。
日の出は5時頃。
春らしい柔らかな紅富士を撮影。
淡い感じですね~。
と、桜を撮るにはまだ早いかな?と思ってのんびり朝食を摂り…
ついでなので富士吉田で寄り道してこんな光景を撮影。
こちらのポイントはあまり知られていなく、手持ち撮影のお手軽カメラマンが1人来た程度。
きっと河口湖や忠霊塔は大混雑しているだろうに、こちらはのんびりと一人きりの撮影でした。
私が撮影していると、こちらの田んぼの主なのか?おばあちゃんがやってきて水の流れを変えました。
少し水が少なくて土などでデコボコしていた水面でしたが、
時間とともに水が供給されて綺麗な鏡へと変化していきます。おばあちゃんありがとう。
「もっと待てば水面が綺麗になるかもしれない」なんて思ってたら撮影が長くなりました。
あとは、光線の変化も。
やはり日が昇ってきたほうが青空や桜の色が綺麗に出るので良いです。
素晴らしい光景をありがとう。
そうして7時頃にようやくノコノコと河口湖にやってきました。
以前撮影したポイントでは桜に日が当たるのが7時頃だった気がしたので、こんなもんで良いかと思いましたが、
結果的にはもう少し早いほうが良かったようです。
場所によっては6時半くらいから日が当たるのかな?この辺りの調査も完全に甘いですね。反省。
河口湖の湖岸にはたくさんの桜が植えられていて、どこのポイントでどう切り取るかが腕の見せどころ。
しかし「ここ!」という狙いもなく、「とりあえずこの辺りかな~」というゆるい感じで来てしまいました。
人だかりの中に、写友の早水さんがいました。脚立に乗せていただいて何枚か撮りました。 ここのポイントは前後に動いて撮影したりできるはずなのですが、人が多すぎて身動きできません。
人気が出てしまうと自由には撮れなくなりますね。
逆さ富士も出そうな天気図で期待していたのですが、なんと私が到着した直後に逆さ富士が消失。
逆さ富士と桜のコラボは叶いませんでした。このあたりが気が抜けている罰当たりです。 人があまり集まっていない枝などを探して撮影。
3年ぶりにこの構図にも挑戦しました。
自主制作した2015年版カレンダーの「4月」に採用したカットと同じ場所です。
同時はメインカメラがD700でしたので、今年はD800Eで再挑戦といったところ。 しかし湖岸に駐車してある車などが映り込み、構図が制限されてしまいますね。
「人が少なければ…」なんていう願いは通じません。
再び移動して構図を探します。 良い構図発見!と思ったら、枝に提灯を吊るすためのロープが結んであり、ボツです。
さくら祭りなんて余計だ…。゚ヽ(゚`Д´゚ )ノ゚。
横構図にしてこんな感じで。
今はどうも河口湖の水量が少ないような気がしますね。湖岸がけっこう写り込んできます。
こんどは写友の森崎さんがいまして、場所を譲っていただき撮影。
広角でダイナミックな一枚。
また周辺を歩きまわって、見よう見まねで新しい構図を探してみます。
もう、この辺で燃え尽き感でいっぱい。
また移動。
去年まで全然知らなかったけど、Twitterなどで見かけたポイントを探ってみることにします。
コチラです。 逆さ富士が出ていると完成する構図ですが、今日はもうダメ。
しかも空は薄雲に包まれてしまい、これ以上の撮影は厳しそう。
また桜も風に吹かれて花吹雪が待っています。
次々と散っていく儚い花びらたち。
少し経つと雲が少し減ったような気がして、こちらのポイントでも一応カメラを向けてみますが…
やはり時間が経つに連れ光線は厳しくなり、なかなか色も出ませんね。空もやはり曇っているし。 ここのポイントも邪魔な枝なども育ってうまく構図を作れません。
桜も生き物ですから、年々変化していきます。
良かったポイントが失われていくことは悲しいですが、
逆にまだ若い桜が、何十年後に立派な大木になるのかな?などと考えたら少しワクワクしました。
さて、標高が高く寒い河口湖で桜が終わるということは、今年の富士山と桜の光景はほとんど終了することを意味します。
今年ラストの桜となるかもしれません。
例年になく力を入れて桜を撮影してきた今年。
「需要があるから」という理由で撮影に励んだことはある意味で勉強になりましたが、やはり写真の本質とは少し外れる気がしました。
自分が本当に見たい光景は?本当に写真に残したい光景は?
本当に自分らしさを表現できる被写体は?
いろいろと考えることがあります。
この日は、固定観念に縛られず夜桜の撮影に精を出していたhashimukiさんには感心しました。
しっかりと個性を表現していいましたね。
さてこれからは林道も開通して標高の高い場所へもアクセスしやすくなりますし、
一方でまだ地上では茶畑なんかを撮りたい気持ちもあります。
今年の初夏はどんな光景に出会おうか?どんな光景に出会えるか?
富士山とともに歩む旅は続きます。
Posted at 2015.04.20
Updated at 2015.04.20
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