メモリーカード(CF)を洗濯機で水没!→無事だった件

精進湖より望むご来光と雲海と富士山

富士山写真家 オイです。

先日、メモリーカードを洗濯機で洗ってしまいました、、、


登山もしたし、寝不足で疲れていた撮影の日のことでした。

メモリーカード(コンパクトフラッシュ)をポケットに入れて家に持ち帰ると、登山で汚れたズボンを洗濯機へ。

洗剤も入れてスイッチオン。


シャワーを浴びて、いざ撮ってきたデータをチェックしよう!と思ったときに、すぐに事態を把握しました。

ポケットからメモリーカードを取り出した記憶がない。

どうりで、さっきから洗濯機の中でカラカラと音がしているわけだ。


シャワーを浴びている間に、一通りの洗濯が終わりちょうど水が抜けて、これからすすぎか脱水というところでした。

想像した通り、洗濯機の底にあったCFカードを救出。

でも大丈夫、私は過去に何度もiPodを洗濯したことがあるが、壊れていないのだから。


そういうわけで、ショックはありつつも、ひとまず冷静に乾かすことにします。

まずは穴の部分などに入った水を落とすため、ティッシュを当ててトントン。

あまり衝撃をを与えるのも良くないですが、さっきまで洗濯機の中で散々ぶつけられていたわけですから、それに比べたら…


ネットで調べてみると、SDカードにしろ、CFカードにしろ、復旧できたという話が多くありました。

きっと大丈夫だろう、と。

ドライヤーで乾かすというような話もありますが、あまり熱を当てるのも良くないだろうと、それは避けました。

大事なことは、少しでも湿気が残っている状態で通電しないことです。

これは携帯電話やその他の電子機器でも同じこと。

水が電気を通しますから、濡れた状態で電気が通ったときに壊れるわけです。

しっかり乾けば元通り使えることが多いのではないかと。


そのへんの知識はあったので、とにかくカードをしっかり乾かすことを意識しました。

まずは、ストーブの風をやや遠くで当てました。

あまり熱くなるようでは危ないので、離れたところで。

カードの周囲に風を流すことが大事です。


そして数時間はストーブに当てました。

次は、扇風機を使って風を当てることにしました。

これは、寝ている間にストーブを消すため。

とにかく風を当てれば水は乾きます。

ただ、カードの内部まで水が入っていたとすると、なかなか乾かない可能性もあります。

ただ、「水が入る」ということは「風も入る」わけですから、水が中に入っていたとするならば、風を当てて効果があるはずです。


そして扇風機を当てること半日ほど。

さらにもう一度、ストーブで軽く温めていきます。


何日くらい乾かすかは、迷いました。

絶対に復旧させていなら、ダメ元でも1週間くらい乾かすことも考えられます。


ただ私の感覚的に、一連のストーブ、扇風機、ストーブの連携で「もう十分乾いただろう」という感じがしました。

あくまで感覚ですが、せいぜい厚さ3ミリ程度の小さいカードですから。


そういうわけで、水没から約17時間後くらいには、通電して確認することに。


その結果が、タイトルにもあるとおり無事でした!

何の問題もなく、いつも通りです。

ネットで調べた結果や、知人からの助言をトータルすると、復旧するケースが多いようです。

逆に壊れたという話はほとんどなかったです。


ただ念のため、データを救出したあとは、カードを使わないようにすべきという意見もありました。

それは確かだと思います。

最悪の場合、カメラや、読み込むためのパソコンを壊す恐れも。


ただ私の場合は、大丈夫だろうと思い、使い続けてみます。

翌日、水没したカードで撮影しましたが、問題は出ませんでした。

ただ、水没したカードを使い続けることはオススメはできません。私は使う、というだけです。


私は同じカードを2枚使っているため、一応、水没したほうのカードには「水」と書いておきました。
水没したSanDisk コンパクトフラッシュ(CFカード)
仮にトラブルがあったときに判別するためです。


そういうわけで、「メモリーカードは洗濯しても(たぶん)大丈夫!」というお話でした。


まとめると、

・メモリーカード類は水没やショックで簡単に壊れないので、慌てない

・完全に乾燥するまで通電しないこと

・確実に乾燥させてからデータを読み出す

こんなところです。

皆さんもトラブルの際は、慌てないように。



ちなみに私が使っているのは、SanDiskのコンパクトフラッシュ、64GBです。コスパがいいカードです。

(初心者のために説明しておくと、カメラはある程度の上級機になると、SDカードではなくもう少し大きなCFカードを使うものが多くなります。)


ちなみに、冒頭の写真が、水没したカードから取り出した画像のうちの1枚です。

以上、富士山写真家 オイでした。

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