新緑の本栖湖を散策。
本栖湖といえば「本栖ブルー」とも言われる青い湖が特徴。
湖底に沈む溶岩と美しいブルーが混ざり合い、その先には…逆さ富士。
新緑をまとった竜ヶ岳も写り込んでおり、さりげなく季節感も演出しています。
写真としての完成度はさておき、斬新な切り口/テーマでの表現としては気に入っている一枚です。
写真撮影というのは、回数を重ねるほど新鮮味が薄れていくのは仕方のないことです。
もちろんその都度、小さな発見や新しいステージというのも現れてはくるものの、
どこかで見たような映像であったり、「繰り返し」の部分が次第に増えていきます。
私のように富士山だけを被写体にしていると尚更ということになり、
同じことを長年に渡って続けていくことの難しさを、年々感じています。
周りを見ていても、写真歴が浅い人のほうが、刺激をエネルギー源に変えて精力的に活動しているように見えます。
かつての自分がそうであったように。
ベテランになるほど役割が変わってくるのも社会の常ですが、
自分らしさを発揮できるポジションで活躍していきたいものです。
アップロード日: 2018年5月12日