台風一過、風の置き土産でした。
何度も大きな台風が通過した今年の夏でしたが、10月に入ってもまだ台風。
今回は進路が北に逸れて大きな被害はなかったものの、この風で10月にも関わらず気温30℃を超える地域が出るなど相変わらずの異常事態です。
この朝は私の所属するFPN(富士フォトネット)の集まりがあり、大所帯での撮影でした。
台風の影響で天気予報も思わしくなかったものの、いざ明るくなってみるとこのような雲の舞に思わず興奮。
富士山やその下に溢れる雲が少しうるさかったので、シャッター時間を長くし雲の描写をやさしく抑えました。PLフィルタも使用しています。
シャッタースピードは2分に設定しましたが、このように長時間で撮影しても形を残して存在感を示すのが「吊るし雲」の特徴でもあります。
ちょうど1焼けの時間、見事な姿を形成していました。
色彩、グラデーション、雲の存在感、様々な要素が折り重なる一枚となりました。
アップロード日: 2018年10月8日
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