独特の雲が漂う夜明け、見事な色付きを見せる空です。
しかし富士山の前にちょうど雲が…
見ての通り、そこ以外には余計な雲は出ていなかったのです。
しかも、ちょうど朝焼けの色が入って空が染まってきた頃にちょうど出現した雲。
そして朝焼けが終わると、雲は消えていったのです。
なんという不幸なタイミング。しかもここだけ。
かなり意地悪をされてしまったようです。
それにしても富士山と雲にまつわるドラマはとにかく面白いです。
雲がなければ平凡でいつもの富士山。
雲は富士山の引き立て役として不可欠ですが、ときにこうして富士山をも隠してしまう。
その絶妙な駆け引きの中でいつも勝負しています。
「今日はあちらに行っていれば良かった」とすぐに後悔できるのは、インターネットですぐさま画像を確認できる今の時代ならではの苦悩であります。
タラレバは言っていられません。
とにかくチャンスがあれば毎回でも現地に出向く。
それが自然と天気との勝負の仕方ですね。
アップロード日: 2018年10月16日
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