夏の風物詩「人文字」の富士山、バルブ撮影。
今年何度目かのチャレンジ。
去年は記録的な天候不順で撮影が難しかったこともあり、今年は積極的に狙ってみました。
夏の富士山はスッキリと晴れることが少なく気象的にも難しいところもありますが、登山者がより多いタイミングや撮影場所のことを考えると、意外と理想的な条件に当たるのは難しいかもしれません。
「人文字」の富士山は撮ればだいたい同じような描写になり、どういう画像になるのが正解なのかはまだ探りながら、というところがあります。
最も重要なポイントは、登山者が多く、光跡がしっかりと繋がることでしょう。
今回も左側の須走登山道は人がやや少なめですが、かろうじて繋ぐことができました。
個人的には、下山道が充実しているのが嬉しいのと、空に飛行機が通らなかったことが良かったです。
前景や構図も、まだまだ追求できるでしょう。
接近して撮るとヌケが良く迫力はありますが、人文字の幅が広くなります。
逆に遠方から撮れば光がコンパクトにまとまるのはこの撮影での気付きだったかもしれません。
この日は曇りの予報で、夜明けが近づくまで雲隠れの時間も多く、じっくり撮影できなかったのが残念でもありました。
アップロード日: 2018年8月15日