朝霧高原からのダイヤモンド富士、幻想的なブルーのリングを添えて。
富士山撮影において初めて、1日3回の日の出を撮影した朝でした。
夜明けは、朝焼けの可能性があり本栖湖へ。
しかしちょうど夜明け前に雲が流れて一気に冬型へ。
富士山には雪煙が舞います。
日が出た後、さて帰ろうと車を走らせていると、「ん、ちょうどダイヤモンド富士が撮れるかもしれない」と思って丁字路を右折。
車を南へ走らせると、太陽は富士山の裏側へと。
もう太陽が出る寸前だ!というところで急いでカメラにレンズをセッティングして、手持ち撮影。
わかってはいたものの、富士山頂右側からのダイヤモンドとなりました。
この手のダイヤモンド富士は、もう”フィルター”を使わないと物足りなくて仕方なくなっている最近。
この幻想的なリングがとても美しいですよね。
現実とは違うものの、「イメージの世界」としてはとても良い表現になっていると思います。
とはいっても光学的にこのような描写となるので、ある意味リアルなんですが。
そのフィルターが今回、珍しく青色に発色しました。
これが撮ってみないとどう写るかわからないのが、面白いところなのですが。
レンズ等にもよるでしょうが、通常は虹色、色々なカラーが出ます。
今回はこの1枚だけが、見事に青を強調した仕上がりに。
こういった撮影における偶然性を楽しむのも、カメラの、写真の醍醐味の一つですね。
見たままを綺麗に描写するもよし、遊び心を持っていじるもよし、カメラは自由度の高いツールです。
アップロード日: 2018年1月26日




