台風一過に「その時」は訪れた。
なんと甲府気象台が”初冠雪”を発表したのです。
え?
よく見ると、山頂にわずかに雪が残っていました。
「これを初冠雪と呼べるのか?」と周囲は大いにざわつきました(笑)
しかし公式に発表されました。
初冠雪の定義は『山の一部が雪等の固形降水により白くなった状態が初めて見えたとき』とのことです。
これによれば、間違いではなさそうですが…。
今回のようなパターンは、あまり例がないようです。
もしかすると観測史上初?かもしれませんね。
台風が接近する前、非常に長い雨の期間が続きました。
そのときには五合目にあるライブカメラから比較的しっかりとした冠雪が観測されましたが、下界からは見えない状況。
今回の台風21号では、山頂の気温がプラス8℃近くまで上がり、雪はすっかり溶けたと勝手に思い込んでいましたが、わずかに残ってこのような結果となりました。
今回冠雪が確認されなければ、今後1週間ほどは雨の予報もなく、
去年タイ記録となった10月26日の「最遅記録」を塗り替え、さらには11月にもつれ込むことも予想されました。
それが結果的には10月23日の冠雪となり、良かったような、腑に落ちないような…
そんなこんなで、何かと話題性のある「初冠雪」となりました。
この日は自宅にいたので、初冠雪がテレビやネットのニュースになる前に、撮りに行くことができました。
アップロード日: 2017年10月23日




