「豪華絢爛」に掛けて、「しゅうかけんらん」と読ませることにします。
2018年の秋に撮影した美しい秋の景色でした。
山梨に移住して、世界に誇る展望スポットがすぐ家の近所。
半分寝ぼけたまま、眠い目こすってやってきた朝でした。
「なんとなく良い雰囲気」は感じていたのですが、そういう”予感”みたいなものが大事ですね。
こんなに素晴らしい鱗雲が空に出ることは、稀。
この年は桜の木の紅葉もよし、富士山の冠雪もよしで条件は完璧でした。
手前にも光が差し込んでくる一番良いタイミングで、広がった美しい雲。
忠霊塔を望む展望台と、もう一台のカメラを開けた場所にも置いて、2台のカメラを行き来しながら走り回って撮影していました。
良い光景が出てくると自然と力がみなぎってくるものですね。
撮ったときはそこまで強く気に入ってはいなかったのですが、
時が経つにつれて「これは名作だな」と自分でも思うようになってきました。
2020年はコロナ影響で展望台が閉鎖などもありましたが、また開放され、秋も大賑わいでした。
人気が高まってくると、駐車場や入場の規制があったり、有料化という話もあるようです。
カメラとSNSの発達で、絶景スポットは毎年変化の渦に巻き込まれていきます。
アップロード日: 2020年11月25日