見事な朝焼けに出会いました。
国師ヶ岳には夏場に何度か来たことがありましたが、
雪がある富士山は望んだことがありませんでした。
ここは標高が高く、冬場はアクセスできないため、
なかなか冠雪の富士山に出会うタイミングがありません。
知人が一人、6月の雲海を撮っていたこともあり、去年から狙っていました。
そしてまた別の知人が前日にここへ来たという情報があり、チャレンジしました。
下界が霞んでおり、雲海風の霞になれば良いなと思って計画しましたが、
天気予報をチェックすると薄雲が近づいており、朝焼けも期待させてくれました。
その期待が的中。
まだ雲が薄く、透き通るような繊細な薄雲でしたが、それもまた味わいのある焼け方になります。
朝焼けを狙う場合は大抵は逆光側に入るのが定番ですが、順光や斜光でも良い場合があります。
特に雲が薄い場合は逆光でなくても良い気がします。
また、斜光での朝焼けではPLフィルターの効果が使えるので、より色味を強調できます。
(背景の青の色が落ちて、赤や黄色の色味が強調されます。)
今回もPLフィルター効果で、上空の赤が非常に鮮烈に表現されました。
欲を言えばもう少し富士山がヌケていれば良かったという感じです。
少し霞んで見えますね。
それでも絶景は絶景。
朝まで山には誰もおらず、ずっと独り占めで絶景を楽しんできました。
アップロード日: 2014年6月5日




