奥秩父山地国師ヶ岳(標高2,592m)から望む夜景。
この日は少々霞みがありスッキリしませんでした。
天気は晴れていても霞みが強く、標高が低いところでは富士山がマトモに見えない日が続いていました。
そういうときは標高を上げることで、スッキリとした富士山に会えることがあります。
登山口までの林道が開通し、早速登ってきたという知人情報を参考に、私も挑戦しました。
前日は霞んだ空気が下界に滞留して、見事に霞に浮かぶ富士が撮影されていました。
http://photohito.com/photo/3465676/
撮影:minamigaokaさん
天気にあまり動きがないため、翌日も同じような光景になると予想して、深夜にアタックです。
しかしどうも下界からも星が見えるし、あまり雲海は濃くない様子。
富士山のシルエットも肉眼では見えない状態。
そこでカメラで確認すると、うっすらと霞の上に顔を出していました。
この日はメインレンズを修理中で、代用に50mmの単焦点レンズを携行しました。
その50mmで真夜中にバルブ撮影したもの。
事前に衛星画像をチェックしたところ、西から薄雲が近づいているのを確認していました。
朝にはちょうど富士山付近までやってくるような速度だったので、朝焼けに期待。
その雲がちょうど富士山の上にやってきたタイミングで、少し映り込んでいます。
これが朝には広くなり、朝焼けします。
(tenki.jpの衛星画像もチェックしてみてください。
ちょうど未明~朝の時間にかけて富士山の上空に雲が掛かってくる様子がわかると思います。→)
アップロード日: 2014年6月5日