とある良く晴れた秋の朝。
忙しく連日の撮影を続けていたのですが、
前日はかなり霞みが強くなってしまい、「明日も霞んでしまってダメかな?」と思いました。
晴れが続くと空気が霞みやすく、撮影には向かない天気となります。
寝不足が続いていたので山中湖の湖畔でグッスリ寝ていたところ、
朝になってふと目が覚めると、何やら澄んだ空気感!
これは予想外です。今日はダメだと思ったのに。
前日から入ってきた寒気で空気がスッキリ?
これは撮るでしょう!と思い、空が明るくなってから慌てて行動開始。
目的地は御坂峠を越えて甲府方面でしたが、
途中で通り掛かったこの場所でしっかりと一枚を。
ギリギリのところでまだ夜景が残っていました。
左から太陽が昇る斜光の難しい条件ですが、
澄んだ空気感がバッチリ伝わるかと思います。
秋らしく、8合目あたりまで冠雪した富士山の表情が絶妙です。
そういえばこの撮影場所は道路沿いにあり、
今年には、撮影のためなのか歩道を広げる工事が行われていたようですが、
一方で目の前に伸びている木が視界を遮ろうとしています。
もし撮影のために歩道を広げていただいたのであれば、
こんどは木を伐採して展望を確保していただきたいところです。
富士山の展望は大切な観光資源ですよ!
アップロード日: 2014年11月5日