夏富士と天の川、デジタル時代になって定番化されつつある組み合わせです。
私がこの組み合わせを知ったのは去年、別の知人の写真を見てのことです。
天の川が垂直に立ち上がるのは0時前後だろうか?とあまり下調べもせずに挑んでしまいました。
ここへ来る前の撮影でいい雲海が撮影でき、ついつい長居してしまいました。
天の川がどんどん角度を変え、ちょうど垂直を過ぎてしまったあたり。
もう少し下のポイントから撮影しようと思ったのですが、雲海の影響で、標高を上げないと視界がない状況。
仕方なく標高の高いところまで登って、スッキリした夜の富士山に出会いました。
ここは周囲の木が視界を遮り富士山があまり良く見えないポイントで、本来の狙い目とは違うため、ちょっと気分が乗らずにとりあえずカメラを向けていました。
また、このとき隣で撮影していたのが、GANREFで交流のあったkids katsuyaさんで、声をかけて頂きました。
彼は魚眼レンズでの撮影で、全く味わいが違う作品になっています。
http://ganref.jp/m/musicdriver/portfolios/photo_detail/9f76a888d13065dddd6c87161574fa7e
このときは彼の邪魔にならないように場所を少し離れていたのですが、
おかげで木々の下に入り込み、新しい構図を発見。
ちょうど夜空を囲むように木々がシルエットの働きをして、ちょっと面白い雰囲気です。
一つのお遊び構図として撮影しましたが、よくよく見てみるとなかなか個性があり良いカットです。
固定観念にとらわれず、常に柔軟な発送を持ってこそそ、真のアーティストなんでしょうね。
アップロード日: 2014年8月1日