間近に見上げる迫力の赤富士を撮影できました。
富士山から近いため、鮮明な赤色が目の前に迫り、大迫力です。
夏の富士山撮影は、登山道に灯る「人文字」の明かりを撮影後、
そのまま赤富士の撮影に入るのが定番です。
カメラマンたちは必ずこの2つをセットで撮りますね。
私も例に漏れず。
去年も撮影しましたが、少しポジションを変えてみました。
http://fujisantotomoni.jp/photo/lJSjZsyKvJ
本当は上空に雲が出て朝焼けなどがあれば最高のシチュエーションなのですが、
おそらくそのような条件で撮れることは滅多にないでしょう…。
あわよくばですが、狙い続けないと難しそうですね。
なかなか個性を出すのは難しい撮影となります。
しかしながら、赤富士の染まり具合は見事だったと思います。
連日霞む日が続いており、この日もあまり期待していませんでした。
夏場は雨が降らなければスッキリせず、
空気が霞んでいれば光が届かないので赤富士にも染まらないのです。
ところがなぜでしょう、この日は雨も降っていないのに
夜~朝にかけて一気に空気が澄んできました。
おかげでこの夏一番の赤富士です。
夜の天の川も良かったですし。
雨が降らなくても、ときどきスッキリすることがある。
またひとつ勉強になりました。
しかしなぜ突然、霞みが晴れたのか。
気象予報士にでもなれば予測できるのでしょうか。
自然は難しくて、面白いです。
アップロード日: 2014年8月1日