三つ峠で迎える夏の朝。
この日は大気の霞が強く、ご来光の光が届くか心配な天気だったのですが、
日の出を前にビーナスベルトが空に現れました。
ビーナスベルトとは、この写真でいうと富士山の山頂部にかかるピンク色の帯のこと。
ピンク色の部分は空の光が当たっている部分、
水色の部分は光が当たっていない部分で、すなわち「地球の影」です。
冬場のほうが綺麗に見えると言われていますが、夏でも見ることができます。
このビーナスベルトが見えたということは、光と影がハッキリしているということ。
→つまり地平線の向こうにはしっかりと太陽が見えるということ。
→つまり富士山から見ても太陽がしっかり見えるということ。
→つまり富士山に太陽光がしっかり当たるということ。
→つまり赤富士が見られるということ!
となります。
ビーナスベルトを見れば、日の出の方向がよく晴れていることがわかるのです。
よってこの後の「赤富士」に期待が膨らむ瞬間となりました^^
アップロード日: 2014年7月31日




