2026年、河口湖冬花火に2夜連続で参戦してきました。

写真の投稿はとても久しぶりです。
第二子が生まれてからほぼストップしていました。
子育てとはそういうことです。

今シーズンの河口湖冬花火は、ほぼ満月の時期に2日連続で快晴、風なし逆さ富士が綺麗な条件が揃いました。
なかなか恵まれた好条件だったと思います。

前日の1月31日土曜日に知人から誘われ、駐車場も確保したと言われたので参加してみることに。
前日は氷を前景に離れたポイントからの撮影。

2日目となった本日2月1日日曜日。
前日も好条件で場所取り戦争も激しく、多くの写真がSNSに投稿されていました。
この様子を見るに、ほぼ同じ条件で2日連続はあまり混まないと予想しました。
多くのカメラマンが、狙っていた写真が撮れると次の目的地へ移るからです。

予想は当たったようで、花火開始1時間前の19時に打ち上げ位置に近いベストポジションの現場に入ると、かなり空いている様子。
ピンポイントで狙ったようにど真ん中付近だけ密度は高かったですが、河口湖の水位も低く、湖岸、遊歩道、車道沿いの歩道と3段に分散されたこともありゆったりしていましたね。

もう何度撮りに来たか分からない冬花火。
細かい位置取りや、花火の上がる位置や、構図や、設定や、色々なノウハウが蓄積されている…はずではあるものの、油断は禁物。

湖畔が良いのか車道沿いが良いのかも正解は分からず。
正解の設定も分からず。

今日、珍しく2夜連続で訪れたのは、知人から情報を得た”古典的な手法”での撮影を試みたかったから。
暗幕を使った花火の撮影というのは、当然ながら知っていたものの、実は意外と試したことがなかったかも、と。

昨日の撮影をしていて、露光と花火のタイミングがコントロールできないことに改めてストレスを感じ、今更ながらこれが解決策になるなぁ、なんて思った次第。
ではやってみようと。
手法は古典的ながら自分にとっては新鮮なチャレンジ、こういうときにマンネリを脱して脳が活性化します。

あとは昨日の撮影で改めて思ったのが、長秒ノイズリダクションをOFFにすると、スポットノイズがあまりにもひどい。
時間のロスが発生するものの、シンプルに良い画質を得るには長秒ノイズリダクションONで撮りたいと。

本日のレシピはそんな感じで。
いつもとは撮り方を変えて挑んでみたわけです。

ただ、新しいチャレンジをするには勿体無いほど気象などの撮影条件が良く、ちょっとプレッシャーが掛かります。
でも気楽にいきました。
失敗しても死ぬわけではないので。

気楽に臨んでもバッチリ撮れたらそれがプロ、失敗したらそれが己の実力です(笑)

今回の狙いのメインは、もちろん?フィナーレの花火。
最後の盛り上げを押さえた上で、漂う煙とともに月光での夜景を長秒撮影する。

チャンスは1回だけ、一発勝負です。
複数カットからの合成は、やりようによってはどうとでもアレンジできるものの、意外と手間とセンスが要る。
逆に一発勝負のランダム性なんかが、その時々の表現になれば良いなと思いました。

そしてフィナーレの前も含め、本日のシャッターは3回の予定でスタート。

花火打ち上げ開始前から露光をスタートし、最初の花火がいくつか上がったところでストップ。
露光時間は4~5分が目安。
ノイズリダクションを入れると、次の撮影ができるのは開始から6分後くらいとなる。


中間の時間帯では、練習とお遊びを兼ねて撮影。
しかしフィナーレのある程度前に撮影を終了しなければいけないため、長く撮影している時間はないです。

今日は結局、この時間帯に2カットほど試し撮りをして、フィナーレへ。

どの花火を取り入れるかタイミングを見ながら暗幕操作で。
やりながら、すんごい多くなりすぎた予感満載でフィナーレを撮影しました。

その結果が、今回の作品に。

JPEGで見ると完全白飛び状態でしたが、GFXのRAWはダイナミックレンジえげつない。
RAWは飛んでなかったようです。
シャドウもハイライトもデータがしっかりしてると、レタッチ耐性がとんでもないことに。
失敗作も蘇るし、今回のようにハイライト部とシャドウ部が混在していて差が大きい写真でも、レタッチでうまく見せることが簡単です。
カメラの性能に救われたし、レタッチソフトもすごい。

そういったわけで、なんとか花火取り込みすぎでぶっ飛びそうになった運命のワンカットがなんとか作品として形になりました。

煙がやや富士山に被ってしまった部分は、もしより見栄えを良くしたければ、煙が捌けた後に撮影した別カットから補うということも可能かと。
あと左下のホテル?もやたら明るくていつも白飛びしがち。
月光が明るい好条件でもやはりかなり難しさがありますね。

また、暗幕使用の唯一のデメリットは、やはり連続性のある部分が途切れる可能性があるということ。
星の光跡が変に途切れるのではないかと懸念していたころ、見事懸念通りに不自然なスタートレイルが発生。
こればかりは唯一仕方ないところでしょうか。
本格的に綺麗にしたければ、空の部分を別カットから持ってくるなどしないと難しそうです。
拡大して良く見ないと気付かないレベルでしょうけど。

そういったわけで、本日は自分にとっては新しい挑戦を試みた河口湖冬花火でした。
合成処理や調整の手間が少なく、長秒ノイズリダクションも効いて扱いやすい画像データになりました。
達成感があります。

もう少し花火の数を少なく、また煙がもう少し綺麗に流れてくれれば点数上乗せでした。

あとは、富士山の冠雪がちょっと薄く寂しいですかね?これは見る人次第かと。

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それから全くの別件なのですが、交流のあった写真仲間がまた一人亡くなってしまったそうです。

富士山撮影をきっかけに知り合った知人が亡くなるのが3人目だと思います。
自分よりは年上がほとんどですから…。

仲間がこの世を去ってしまうというのは、寂しいものですね。

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アップロード日: 2026年2月2日

自己評価: ★★★★☆

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