鳴沢村から朝焼けに染まるՊるし雲と富士山の写真̌̎ナンジャコリャ̏ - 西湖・鳴沢・御坂山地西部エリア࿸山梨ݼ࿹̍

『 ナンジャコリャ 』

★★★☆☆

朝焼けの吊るし雲は鳴沢村から!

難しい展開でした。

前日もそこそこの朝焼けがありましたが、強烈な赤富士はまたもお預けとなり。

前日の朝時点で、翌日(この日)の天気をチェックすると、低気圧の入り方が”いかにも”という感じで、吊るし雲と朝焼けはありそうだなと思いました。

天気図だけでは予想が当たらないことも多々あるんですが、なんとなく前日の空気感と天気の移り変わりを時系列で見ていると、予感できることもあります。

吊るし雲の発生条件は間違いなく南西の風なのですが、加えて空気が全体的に湿っていないとダメだと思っています。

また夏の吊るし雲+朝焼けのパターンはここ数年で何度も見てきていますが、直前まで曇っていても気流が安定すれば急に晴れてくるというのが通例なので、そこは意識していました。

当日は、無事に計画的に睡眠を長く取れたあと、AM2時に起床。

満を持していざ…と思ったのですが、2時頃はまだ吊るし雲も勢いがなく、なんともパッとしない雰囲気。
これでやや気持ちが冷めてしまって、しばらくライブカメラで様子見していました。

夜明けが近づいてきて、とりあえず家を出て。

どうもやはり気持ちが高まりきらなかったのは、過去の蓄積された体験からですかねぇ。

赤富士を期待して一度山中湖に向かうものの、なんとなくイマイチ。
吊るし雲は西寄りに出ていて富士山の頭上にありません。
パノラマ台は昨日行ったしな、と。

富士山8合目付近にある「御来光館」のライブカメラで山中湖周辺の雲の動きをずっと追っていたのですが、雲に囲まれていてかなり厳しい状況。

なんとなく山中湖では良い絵が撮れないと感じて、移動。

晴れ間が安定しているのは忍野か河口湖。
忍野だと吊るし雲が離れがちで、西寄りの吊るし雲なので河口湖や鳴沢だと意外と富士山と吊るし雲が接近して見えます。

風が割りとあるので逆さ富士の期待は薄で、植物で絡められるのは青いコキア?など色々と考えているうちに、疲れてきます(笑)

色々な候補が頭に浮かんでピントがボケているときは、疲れるし、たいてい、良い写真は撮れないですね。
一点に狙いを決めて向かっていくときは気持ちが良くて、たとえ撃沈しても清々しい気分です。

車を走らせながら最後まで悩んで、精進湖か、本栖湖か、と思いながらライブカメラを見ているうちにもう吊るし雲が赤く染まってきてしまいました。
ちなみに朝焼けの雲も色々な高さがあり、雲が薄くて高いときは早く染まってくるし、吊るし雲のように富士山とほぼ同じような高さにある雲は、染まってくるのが遅いです。
10分程度差がある気がします。

車を走らせているうちに吊るし雲が発達してきて面白い形に変化しました。
「これは面白い!撮らねば!」

もう選択肢がなくなって、鳴沢村の開けた場所で緊急の一枚。
それが今回の写真です。

2回目のシャッターを切る頃には、雲が湧きにくいはずの鳴沢でも富士山の前に掛かる雲がモクモクと…。

2焼け(本焼け)まではおよそ30分の時差があるので移動も視野にありましたが、焼けの切れ目がなく継続して色づいていたことや、精進湖に雲が湧き気味だったこともふまえて鳴沢ステイ。

本焼けのときにもまた富士山を覆う雲が流れてきて、ピークは残念な感じに。

南北に連なっている沢山の吊るし雲は面白い光景でしたが、富士山と一緒に作品に納めるのは至難の業でした。

なお夜明けまでスッキリ晴れていた富士山山頂部も、朝にはかなり雲に覆われました。
ライブカメラで南アルプスの山々を見ると、早くから雲を深くかぶっていたので、それを見ると予想できますね(これから富士山が被る可能性、として)。

こうして振り返ってみると、天気図やライブカメラ、そして過去の経験と様々なテクノロジーと情報が頭の中を交錯していることが自分でも客観的にわかりました。

ちょっと判断材料が増えれば増えるほどこんがらがりますね。

自分は撮れなかったが最高の吊るし雲の朝焼けは、2016年7月3日にありました。
今回の雲はそれに似たような雰囲気と色合いでしたが、富士山に付いた雲が厚すぎたため綺麗にはいきませんでしたね。

あのときも前夜まで曇っていましたが晴れたパターンでした。
今朝も田貫湖はずっと曇りがちでしたが、晴れて姿は見えたようです。
ただ、朝霧高原周辺にかなり雲は残っていました。

今回はお盆休み期間ということもあり、大勢のカメラマンが写真をSNSに投稿していました。
南アルプス前衛エリアからは、雲海と、吊るし雲に加え上空の朝焼けも良く、見事だなぁと思いました。

また様々な情報と体験をインプットできたので、次のチャンスを狙いたいです。
前日から予想していたような展開になったのは、収穫でした。

日の出の後も、天気や風向きから察するに、吊るし雲の展開が続くと見て、あえて時間を掛けながら色々なポイントを巡りましたが、パッとする光景にはならず。
やはり1焼けのタイミングが今回はピークでした。

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アップロード日: 2022年8月16日

自己評価: ★★★☆☆

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