2日連続の素晴らしい赤富士。
この日は絶品の朝焼け付きとなりました。
前日も良い赤富士が見られましたが、雲の朝焼けと赤富士のタイミングが合わずに、あと一歩惜しい写真となってしまいました。
しかしこの日は吊るし雲の変化形と思われる低い雲が漂っており、東からの朝陽を全面に受けて染まりました。
ちなみに東の空はほとんど雲がない状態で、しっかりと光線が射し込んでいます。
このような素晴らしい朝焼けの赤富士を撮影したのは2012年の夏ぶり。
あの日も見事でしたが、「赤富士不作の年」と言われた2013年を経て、久々の劇的な朝が訪れました。
夜中から湿度が高く、山中湖周辺はガスが漂い、気温が下がればいつ雲海に変わってもおかしくないシチュエーションでした。
これは山中湖にスタンバイした場合、霧に包まれてチャンスを逃す可能性があります。
「今日は雲海になる!」と予測して、高台に陣取りました。
空が明るくなる頃、下方には霧が漂い狙い通りの雲海…
と思ったのですが、その後風が強くなり、ガスは飛ばされてしまいました。
また、ガスの層の上方は空気が澄んでいて期待したものの、
風の発生とともに霧が舞ってしまい、霞んでしまいました。
これは少し残念。
でも仕方ないです。
結局、雲海はなし。
結果論で言えば、湖畔で撮影したほうが逆さ富士も撮れて良かったみたいです。
それでもこの朝焼けは見事!
年に一度クラスの素晴らしい条件です。
逆光側の朝焼けも良かったようですが、この日は順光の朝焼けが絶品でした。
アップロード日: 2014年8月6日