真夜中の大雲海。赤石岳付近からの撮影です。
いろいろとありましたが、登ってきて稜線に出たところにて撮影。
スーパームーンの明るい月の下、広がっていたのは大雲海。
予想外に高さのあるまさに”大雲海”でしょう。
夕方頃は暴れていてもっと高くまで湧いていましたが、
深夜に多少は落ち着いて平坦になってきました。
富士山の下に見えるピークは生木割山2539m。
これを飲み込まんとする勢いですから、かなりの高さです。
また、その手前の谷間にも雲海が入っていて2段の雲海。
何度か赤石岳を訪れた経験から言うと、この谷あいに雲海が出るタイミングは気まぐれ。
突然湧いては消えたり、不安定です。
稜線の向こう側に比べると発生確率は低いですが、
全く出ないということもない。なんとも微妙な地形なのでしょう。
月明かりで大沢崩れもよく見えていいですね。
深夜はこの大雲海が続きましたが、なんと朝にかけて
雲海はほとんど消え去ってしまいました。
なんという気まぐれな雲海でしょうか。
朝の大雲海は確実かと思いましたが、予想を覆してきます。
アップロード日: 2015年10月8日