赤石岳から夕暮れの富士山です。
日中は快晴が続き、雲海もなくカラッと晴れていました。
その夕方にまさにこの雲海が出てくるとは予想もしません。
赤石岳からは、見渡す限り360°の大雲海。
稜線手前にも濃密に雲海が入り込んでいますね。
この日は、山頂の赤石岳避難小屋には5人の富士山カメラマンが泊まりにきていましたが、
夕暮れの撮影はしなかった模様。私は一人で粘る。
太陽が沈む前の明るい時間から、沈みきって暗くなるまでの撮影は、
ここまでの登山・連続撮影を考えるとかなりハードなスケジュールでした。
山小屋がすぐ近くにあって助かります。
残念ながら天気は下り坂で、赤富士はなし。
日没直後の微妙な時間を経て、夜景が栄える時間に突入。
大沢崩れの陰影が浮かび上がることを期待しましたが、ほとんど見えず残念。
しかし夜景の時間となり、空のブルー、雲海のブルーも綺麗で、
夜景を反射する雲もまた良いアクセントになりました。
せっかくフィルムカメラも持ってきていましたが、このときは小屋の中。
夕方のマジックアワー帯の撮影はあまり頭になく、うっかりでした。
結局フィルムカメラを取りに戻ることなく、夕暮れの撮影は一旦終了。
この後、月の出の撮影も行いました。
アップロード日: 2015年10月8日