雨上がりに広がった大雲海をとらえました。
長く続いた雨が、朝方に上がる予報。
富士山山頂の気温も低く、間違いなくしっかりとした冠雪が期待できる状況。
まだ雨が完全に上がる前から車を走らせ、山へと入る。
登り始めた頃、まだ富士山は顔を出していませんでした。
そこからしばらく歩いて、決めたポイントに到着すると、
まさに雲がちょうど切れて、冠雪の富士山が登場したではありませんか。
なんという絶妙なタイミング。バッチリでした。
そこから夜景、朝焼けと撮影し、すっかり日も昇ったころの一枚がこちら。
かなりの量の雲海に圧倒されるばかり。
しっかりした長い雨に、南風での湿度供給、さらに高気圧により晴れて放射冷却、風は弱めと、雲海発生の条件を見事に満たしています。
予想通りでしたが、この量はちょっと驚き。
あまりにも濃密で量の多い雲海は、いつまでも消えることなく広がっていました。
結局、この雲海が消えたのは10時半頃のこと。
それまで雲海が上がって呑まれることもなく、ひたすらこの大海原を堪能することができました。
アップロード日: 2014年11月3日




