箱根からの朝景。
芦ノ湖が雲海にすっぽりと包まれ、富士山が紅富士に染まった時間です。
神奈川の自宅からさほど遠くないため足を運ぶことの多い場所ですが、
意外にも雲海と紅富士の組み合わせを撮影したのは初めて。
富士山北麓では前日に雪が降り、本当は雪景色を狙いたかったところですが、
この日は所要で時間が作れずに近場での撮影に甘んじました。
(三つ峠では、真っ白な樹氷が見られました…)
しかしこちら箱根も悪くない光景。
雲海は予想通りでした。
残念だったのはヌケがやや悪かったことと、紅富士の染まりが弱かったこと。
このあたりは現像である程度カバーしています。
また、いつかはここで「大雲海」を撮ってみたいもの。
この程度の高さの雲海は比較的発生しやすいものの、これ以上は珍しいです。
ほとんどそのような写真は見たことがありません。
また箱根外輪山の向こう、富士山の麓に雲がたなびいている様子も見てみたいものです。
ひとまず今回はシンプルに。
構図は定番以外にやりようがありませんでした。
そういえば、2015年頃に作られてしまった鉄塔と送電線は、
画面左下あたりにも見え隠れし、非常に残念でなりません。
アップロード日: 2016年3月29日