パール富士の撮影のため、移動の途中で車中泊していたときに撮影した一枚。
富士山の西側で昇るパール富士を撮影して、
その足で、その月が沈むパール富士を撮影するために東側へ移動。
ちょうどその中間の南側の地点に、一時滞在していました。
夜中は、思わぬ雲の多さ。
西から湿った風がかなり吹き付けてきており、富士山は雲まみれに。
湿った風が山にぶつかると雲が発生するという理論です。
しかも見るからに強風。
ちょうど満月が西の空に傾いていくときでした。
左からの月明かりで雲は照らされています。
また、富士山の麓にある明るい光は、スキー場・イエティの照明。
あまりにも明るすぎ、夜景の邪魔をしているのでなんとかしてほしいものですが…。
20秒のシャッタースピードで雲の流れが面白く表現された一枚。
月明かりが明るいので、ISO200で撮影できました。
更に細かいところに目をやれば、宝永山の付近は雪が飛んでしまい黒くなっていて。
これは2日前までは、雪がついて白かったのですが、飛ばされました。
富士山も真っ白なら真っ白でそれは美しいし、
雪がまばらであればそれも繊細な模様を描いて美しいです。
雪の付き方ひとつとっても、様々な表情を見せてくれる。
それが富士山の面白さで、魅力でもあります。
アップロード日: 2017年1月15日