南アルプス南部縦走6日目、ついに月が明けて9月の朝。
縦走といっても、歩いたのは6日中3日だけですが…

この日の状況はあまりTwitterなどでも速報せず、
自分の中でもあまり印象のない撮影でもあります。

というのも、このとき私は酔っ払っていたかも。

雨とガスの毎日が続き、景観のない日々が続いていました。
ついには酒に楽しみを見出して、半ばヤケ酒状態で夕方から飲んでいました。

飲み干した酒の空き容器だけが増えていき、
一向に星も見えぬ夜がただただ過ぎて…

就寝前にふとトイレに行こうと外に出ると、晴れ間が出た!
しかしすぐに曇ってしまいマトモに撮影できず。

粘ってもダメそうで、諦めて就寝。

夜中にもう一度トイレに起きると、なんとか雨もなく持ちこたえている天気。
西から強烈な風とガスが吹き付けてきている。

チェックしていた天気図などから、ギリギリ晴れる可能性はある。
せめて朝焼けの時間は、僅かな時間だけでも晴れるチャンスを逃したくないと、
ダメ元でカメラを構えてみることにした。

すると願いは通じて、吹き付けるガスが時折晴れて富士山がうっすら見えるではないか。

しかし少なくとも数分間、晴れていてくれなければ撮影ができない。

晴れては曇るその一瞬の隙を狙って何度もシャッターを切る。

するとなんとか1枚だけ、雲が掛からずに撮影できたのがこの写真でした。
他の写真は全てガスの時間帯が被っており、鮮明な写真は他に1枚もありません。

それだけシビアな状況。

ただ、このようなときは、「グッドシチュエーション」とは言えないでしょう。

被写体は富士山であり、高い山です。
そしてこの撮影場所も3000mを超える高山であります。

つまり、「富士山に雲が掛からず綺麗な状態」=「こちらもよく晴れて落ち着いた状態」と概ね言えるはずなのです。
どちらも高山同士、天気の良し悪しは連動していると考えられます。

なので本当のシャッターチャンスは、富士山もよく晴れ、南アルプスも良く晴れたとき。

結局、この後もガスに包まれて富士山は全く見えず、朝には雨。
一方で、もう少し標高の低い櫛形山からは朝方に富士山が見えたとの情報を得ましたが、
やはりそちらでもとても良かったというわけではなく、中途半端な状況でした。

次なる目標・狙い目は、山上の天気が良いタイミングです!

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アップロード日: 2015年9月7日

自己評価: ★★★★☆

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