田貫湖からの朝焼けですが、この日は笠雲の影響でちょっと面白い光景に。
8月の田貫湖といえば、ダイヤモンド富士という大イベントもありますし、
それ以外の期間であっても、朝焼けを楽しむベストポイントです。
夏は湿度が高く雲が湧きやすい時期で、
この田貫湖では太陽はちょうど富士山の裏、
様々な条件から見ても絶好です。
低気圧の影響で高層雲が近づいており、
東の空は晴れていたので朝焼けチャンス!
綺麗な朝焼けを期待するも、夜中に笠雲が出てしまいました。
朝焼けは非常にパワーがあり、雲を染め尽くす強烈なものでした。
これで富士山がよく見えていれば作品価値の高いものとなったかもしれません。
しかしそう上手くは行かず、笠雲が富士山を隠してハッキリしない朝。
その笠雲が朝陽の光を遮ったことで、朝焼けは左右に二分されて薄明光線の状態に。
光源を遮る雲は大抵、地平線の向こうにあって見えないのですが、
このように目の前で空が割れるシチュエーションは、
大変珍しいものになったかもしれません。
アップロード日: 2015年9月7日




