思いがけず憧れていた光景をゲットすることになりました。
滝雲です。
ここからの滝雲は何枚かの写真を見たことがあり、
私もいつか撮りたいと思っていました。
雲海が高そうな日に来てみても、思うようにいかず失敗…
なかなか上手くはいかないものです。
一方でこの日は、高くまで来ないと富士山が見えない、
「仕方なく」標高を上げることにしたのです。
到着時は手前の雲の流れはなく、奥の雲海のみ。
富士山がちょこんと頭を出しているだけの、いまひとつ味気ない状況でした。
ところが夜明けの頃、突然手前の流れがヒョロヒョロと始まったのです。
その流れは徐々に太くなり、最後には全体を飲み込むほどの激流に。
朝の冷え込みの影響か、雲の量はどんどんと増えました。
この一枚は、その増えゆく滝雲の中間地点の一枚です。
山を隠しきらずに、適度な雲量です。
右からは月光が、左からは明るくなる空が雲を染めています。
アップロード日: 2014年10月9日
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