台風一過の夕焼けを狙って、湘南海岸へ。
海に到着すると、見たこともない光景に出会います。
風が強いというわけではないのですが、
波しぶきがあたりに舞っているらしく、一面が霧のように真っ白なのです。
台風が去った後なのだな、と実感します。
その霧のように霞んだ光景に、次第に太陽が沈んで夕陽が差してきます。
パッと見、ただぼんやり霞んだだけのつまらない写真にも見えますが、
よく見るとそうではありません。
風に舞った波しぶきに夕陽が反射して黄金に輝く光景。
台風の後でなければ撮れない写真かもしれません。
パッと見では地味でも、よく見ると味がある。
そんな写真が私は好きですね。
何事も、表向きの表現にとらわれないことは、大事です。
アップロード日: 2014年10月9日
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