月光と街明かりに怪しく輝く雲海です。
雲海は、気温の冷え込む朝に発生しやすく、量も多くなるのが一般的です。
これはまだ日没に近い、早い時間帯です。
雲海の発生源となる「雨」は前日に降りましたが、
日中の湿度がやけに高かったので雲海が出ると読みました。
到着時は出ているか出ていないか微妙なところだったのですが、
観察しているとちょっとずつ湧いて流れてきます。
その「動き」のある雲海を、表現してみました。
シャッター速度を長くして滑らかに表現した雲海も好きなのですが、
今回はISO感度を上げて30秒にとどめています。
おかげで雲海に立体感と動きがつきました。
そのぶんノイズは出てしまいますが。
また、絞りも開けているので周辺光量が落ちてしまいました。仕方ないです。
それでも、ここでは広く広がった雲海を望むのが定番であるので、
このような雲海の表現は貴重で、面白いものになったと思います。
アップロード日: 2014年5月21日
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