この日は午後まで空の調子が良かったので、
夕方前に茶畑を撮って回りました。
この日の朝に新芽が摘まれてしまったとのことで、惜しいタイミングでした。
地主の方がお茶刈り機に乗って刈っているところも見ました。
残念ながら新芽はないのですが、光線状態が良く、大変美しかったです。
この場所からは定番スポットなので、多くの作品がネットにも出回っていますが、
ある1つの作品だけは、あらゆる点においてパーフェクトに仕上がっていると感じています。
その作品がこれです。↓
http://www.fujisan-kkb.jp/gallery/detail.html?CN=48364
タイトル「八十八夜の頃」 第6回富士山百景写真コンテスト エリア賞を獲得してる作品です。
この作品はテレビ番組の「ほこ×たて」にも登場していました。
なぜこんなにも美しいのか?を研究していたら、光線状態が午後であることに気付いたんですよ。
この時期の午後に空が澄み渡っていることはかなり珍しく、それだけでも難しいことです。
その他にもこのエリア賞作品には、上空の雲の模様、”丸刈り”の茶畑、そして新芽とすべての条件が100点満点です。
私の写真と比べてもわかるように、今はこの茶畑は丸くありません。
なので同じ写真を撮るのはもう無理なのですが、
光線状態と空気感が似た状態であることから、少し「憧れの作品」に近づけることができたと思いました。
ただこの一枚も空の色は少しいじっているので、それでやっとという感じです。
今回は、憧れの作品に少し近づけたことが嬉しかった、という一枚です。
アップロード日: 2014年5月20日