富士山に雪も乗り、久々に日周運動の撮影をしてみました。
前日までも撮影、この後も撮影の予定が詰まっており
クタクタでしたが、三脚を構えてタイマーをセットしたらそれで完了。
この1枚だけでもシャッター時間1時間以上に加え、
ノイズリダクションで同じく1時間以上待って完成しますが、
それを繰り返す設定を仕込んで車に戻って爆睡していました。
結果的には途中でもちろん電池も切れ、
なんと快晴予報だったのに雲まで出てしまい、最初のワンカットのみが成功。
しかも後半は激しくカメラも結露して散々な状況。
同時に撮っていたフィルムカメラも、雲や結露にやられて撃沈でした。
それから、暗闇での撮影のため、見えなかった人工物も
フレームインしてしまうなど、なかなか苦戦の多い撮影でした。
しかし心配したブレがなかったことと、
ひとまず1枚は形になったことは収穫。
それから、デジタルでのバルブ撮影で1時間以上も初めてでした。
そして、この写真のポイントが2つ。
1つは頭にちょこんと冠雪した初々しい姿。
富士山頂が鋭く見えるという効果もあります。
もう1つは富士スカイライを走る車の光跡。
邪魔といえば邪魔ですが、なんとなくそこに営みを感じられるのも良いことかと。
アップロード日: 2015年10月31日