雪の富士山登山道で見たきらめく光景。
あまりに美しい氷の世界に、ついつい足を止めてカメラを取り出しました。
新雪の富士山に登るのは初めてのこと。
8合目を過ぎると徐々に雪が増え始め、一面が白の世界に変わっていきます。
見慣れぬ景色に出会うと、ついついテンションが上がって楽しくなります。
この辺りは、まだ完全な雪ではなく「氷」という状態。
「雨氷」という現象がありますが、それに相当するのかもしれません。
雨が凍りついて透明な状態で固まることです。
標高によって気温が異なり、下は雨で上は雪になるわけですから、
冠雪直後の富士山を登っていけば、どこかでこのような現象に巡り会えるのかもしれません。
今回の登山の一つのテーマとして「冠雪直後」というものがありました。
雪が降ったばかりであれば、足跡などもなく美しい光景が見られると思ったからです。
やはりその考えが正解でした。
人の入った形跡がほとんど見当たらない、大自然を味わうことができました。
アップロード日: 2014年11月12日
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