濃密雲海の朝、夜明けも近いというシーンです。
雨の後、冷え込みがあると甲府盆地ではよく雲海が見られます。
低気圧が東へと抜けるパターンはこの年も何度も見ており、
どのような雲海が出るかはイメージできていました。
また東に雲が残り、朝焼けにはならないことも承知の上での出撃。
そのイメージは驚くほど予想通りの光景になっており、
しかしその迫力の雲海、朝日のパワーなどを感じながら撮影しました。
広がる大雲海、雲のリズム、そういった大自然を感じていました。
夜が明け始めると、空の色は一気に明るさを増して、
うっかり油断するとカメラの設定も間違えてしまいます。
撮影のときは、集中力も大切です。
動きの早いシーンでは、たった1回しかないそのチャンスを逃さぬよう、シャッターをキリたいところです。
このときもなんとか、街明かりでオレンジ色に染まる雲海と
明るみつつある空を同時にとらえることができました。
アップロード日: 2017年1月8日