富士山頂より見る吊るし雲の塊。
目の前に浮かぶ迫力の姿が、後光に照らされさらに力強さを増しました。
吊るし雲が発生する条件のときは、笠雲も発生する可能性が高く、
山頂部分が雲に覆われてしまい視界がなくなるケースも良くあります。
今回も早朝は濃いガスに包まれ視界なしに。
しかし回復を信じて待つと、徐々にガスが切れて視界が開ける時間が増えてきました。
そこに待っていたのがこの吊るし雲。
笠雲や吊るし雲は常に素早く形を変えていくので、1枚ずつ違う形の写真が撮れていきます。
ちょうど太陽が雲の裏に入ると、より雰囲気のある光景に。
裏からこぼれてくる光、そして上空に広がる雲、下界に広がる雲海。
全てが相まって神々しい光景でした。
ちょうど下界の雲が晴れたところに見える山中湖も、ナイスアクセントです。
アップロード日: 2017年7月26日
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