赤石岳の朝です。
雲間から射し込む朝陽が印象的だったシーン。
この日は空に薄雲が広がり期待の朝でしたが、
どうも中途半端な朝焼けに終わってしまいます。
しかし高山の朝はまだまだ諦められない。
曇っていても富士山はよく見えるし、
太陽が近くにあるシーンではどのような動きをするかわからない。
先日の北岳でも雲と太陽のいたずらにはかなり翻弄されましたが、
今回もまた振り回されました。
朝焼けの撮影も終わり、空はどんより暗くなって撮影終了の合図。
カメラを片付け始め、「そろそろ小屋に戻ろうか…」
なんて思っていた矢先にこの光です。
雲間から太陽の光がこぼれて美しい光芒。
富士山の手前に湧いてしまった雲が作画には今ひとつで、
今日はもうダメだろうと思っていたのですが、
これだけ光の演出があれば悪くないシーンです。
わずかな時間でしたが、必至で撮影しました。
コントラストがあり、久々にほぼレタッチ不要の写真でした。
アップロード日: 2015年10月11日




