茨城県の霞ヶ浦からのダイヤモンド富士を撮影しました。
太陽が富士山の山頂部より大きくなる、印象的な写真となります。
数年前から気になる被写体ではありましたが、ようやく撮影が実現です。
自宅から遠いことや、撮影可能な日が多いため「いつでもいいや」と思ってしまうことが、足を遠のけていました。
今回のポイントでは、富士山からの距離はおよそ172kmです。
実は前日も狙いましたが、雲が多くて失敗。
2日目の今回も天気が不安でしたが、見事撮影成功です。
この日は非常に霞みが強く、富士山の近くからでもぼんやりした様子。
茨城からは朝から一度たりとも富士山が見えませんでしたが、
太陽が富士山にかかった瞬間に、その姿が現れました。
「おお!きたっ!」と慌ててシャッターを切ります。
しかし今回の撮影も半分失敗した感じで。
ライブビューで撮影してしまったので、時間的ロスが非常に多くて、シャッターチャンスを多く逃しました。
最初は構図を固定で撮るつもりでしたが、太陽が富士山に掛かってから構図を変更したくなり、ズーム操作、ピント再合わせ、しかもコントラストAFでということからライブビューに。
運良く太陽がド真ん中の瞬間を収めることはできたものの、
下手すればタイミングを逃していた可能性があります。
もう何度も撮っているのに、ダイヤモンド富士の動きの早さを甘く見過ぎです。
シャッターチャンスは本当に一瞬しかないのです。
なんというか、心の隙と言いますか、たるんでるなあと思いました。
それから今回は、霞ヶ浦という撮影ポイントについての情報収集もできたので良かったです。
湖岸がどういう状態になっているか、撮影しやすい場所か、車を停められるか、障害物や遮るものがないか、などなど…
新たにいろいろとわかったこともたくさんあり、またの撮影機会には活かせそうです。
ただ写真を撮るだけじゃなく、そういった”収穫”を求めて遥々遠征したので、結果としては良かったです。
それにしても霞ヶ浦という湖はあまりにも巨大すぎて、今回のポイント付近しかみておりません^^;
この写真については、欲を言えば湖面の輝きがないのが残念です。
波が穏やかだと(前日がそうだった)、もう少し湖面に太陽が反射して綺麗です。
次の狙うべきテーマはそのあたりでしょう。
この1枚を撮るために、撮影エピソード、考えたことは膨大にあって、書ききれませんね。
アップロード日: 2015年1月21日