夜空を漂う雲と月のコラボレーション。
風のいたずらで見事な雲の表情となりました。
この日はヌケも悪く曇りがちな天気だったのですが、
発達する低気圧の影響で南風が続く予報でした。
南風といえば笠雲や吊るし雲の発生条件。
また、霞んだ空気も、汚染されていない海からの風が続けば浄化されていくことも予想されます。
それらの予感を持って現地でスタンバいしていると、
面白い雲の登場に、ヌケの回復とどちらも予想が的中!
今夜は月も出ていて絶好のチャンス、と撮影を楽しみました。
強い風が吹く中、次々と変化する雲、徐々に浄化される空気、少しずつ動いていく月明かり。
吊るし雲の裏にはうっすらと月暈が円を描いているのも見えます。
この後さらに風が強くなり富士山が雲にまみれていくまで、
夜の幻想的なアートを堪能しました。
- スポンサードリンク -
アップロード日: 2016年5月12日
自己評価: