思い切った切り取りで写し込んだ逆さ富士です。
この日は、夜明けまで凍っていなかった水面が、夜中に凍り始めるというシチュエーション。
通常は2月ともなれば全面氷結している時期ですから、
さすがに一時的な雨で溶けたとはいえ、ギリギリまで水温は下がっていたと思われます。
物理化学的に言うと「過冷却」の状態にあったのではないかと思います。
刺激を与えると凍り始めるという。
表面に薄く、チラホラと凍っている様は見たことがないものでした。
日の出を迎えて空がオレンジ色に染まる頃、望遠レンズを手に持って様々な切り取りを試しました。
水面に映る逆さ富士でも、やはり存在感の大きい富士山。
そして氷の繊細な表情を同時に写し込むことに成功。
変わり種ですがなかなか気に入っている一枚です。
アップロード日: 2017年2月24日
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