夏の月夜の風景です。
富士山には光の「人文字」。登山者が多くないようで、地味な光跡です。
夏の月夜は、ある意味で面白い光景が撮りやすいシチュエーションでもあります。
夏は雲が出やすい季節ですが、夜になると暴れていた雲が落ち着いたり、
冷え込んで雲海が発生してきたりと様々な動きを見せます。
そこに月明かりが陰影を添えます。
夜の撮影は光量が少ないためシャッター時間はおのずと長くなります。
シャッター時間中に雲が流れ、目には見えない幻想的な光景が浮かび上がる瞬間は、夜景撮影の楽しみのひとつです。
夜の撮影は、やはり昼間の写真に比べれば一般的ではなく、
また、目には見えないものを表現することになるので、イマジネーションも必要ですね。
夜もどんな絶景が待っているか分からない、
富士山は24時間無休で撮影チャンスを与えてくれる欲張りなモデルさんです。
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アップロード日: 2016年4月27日
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