山中湖からブルーアワーの夏富士です。
この日は別のところへ撮影へいく予定が、移動時間の計算を失敗して間に合わず。
仕方なしに近場の山中湖で撮影することにしました。
連日の撮影で体力もなくなっており、眠い目こすってなんとか三脚をセット。
赤富士を待つ夜明けの時間、富士山の手前にかかる雲がアクセント。
何の工夫もなく真正面から富士山をとらえただけの写真で、
特に驚きや感動を与えることはできないかもしれませんが、
撮影者の気持ちはそこに込められていると思います。
山頂にわずかに湧く雲、なかなかさざなみが止まない湖面の表情、
波が湖面に作り出す模様、シャッター時間中にわずかに流れる雲の動き。
いろいろなものを感じながら撮っている。
そこまで感じ取って欲しい、とは言いませんが、
一見地味な写真にも繊細な目で見るとまたいろいろな見え方をしてくるということは面白いです。
アップロード日: 2015年7月14日
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