朝霧高原からの夕暮れです。
台風接近で夕焼けとなり、日が暮れようとしているタイミング。
上・中・下にそれぞれの雲がありバランスが整っています。
笠雲は、10分前には全くありませんでしたが突然湧いてきました。
西側から夕焼けのシーンを撮るのは目標だったため、良い撮影でしたが、
この時間はすっかり日が沈んだ後のこと。
朝焼けや夕焼けは条件が良ければ、明るい時間と暗い時間で2回あります。
太陽の方を向いた逆光での撮影ではよりハッキリしていますが、
このように太陽に背を向けた順光でも同じことが言えます。
また朝の撮影では基本的に暗いうちからスタンバイしますから気づきやすいですが、
夕方の撮影、しかも順光となるとこのシーンを狙っている人は少ないはず。
夕焼けを撮っていても、一旦日が沈み色がなくなれば、そこで帰ってしまう人が多いでしょう。
今回は日没後の2焼けが来ることを予め予感し、
辺りが暗くなってからも淡々と待機。
すると肉眼ではわかりにくいものの、カメラにはハッキリと色が写ってきました。
本焼けのような鮮烈さはないものの、柔らかくしっとりとした色合いに仕上がりました。
アップロード日: 2016年8月25日