梅雨明け間近の7月後半。
雨上がりの天気回復で、予報では朝まで雨という情報もありましたが、
ライブカメラを見ていると回復が早まっている様子でした。
まだ落ち着かない天気でしたが、運良く当たればと思い、出撃しました。
出発が遅れたので近場の山中湖周辺で。
連休ということもあり「人文字」が撮れれば良いと思いましたが、
雲海が出ており標高は下げられそうもありません。
高台から雲海を狙うのがベターです。
雨上がりの場合、水分がまだ空気中で落ち着かないことが多く、朝方の冷え込みで変化する可能性が高いです。
この日も間違いなく雲海が増えてくると読んで、初めて夜中に明神山へ登りました。
雲海が比較的高く、パノラマ台あたりも雲海に呑まれたりしている中、
思惑通り雲海を下に見下ろします。
ところがこの撮影が事実上のラストカット。
この後、嫌な雲がどんどんと押し寄せて、富士山はあっという間に隠れてしまいます。
それから朝までアウト。
山の上からライブカメラをチェックすると、赤富士は綺麗に染まっていたのですが、
頭には雲が付いてしまいスッキリしませんでした。
ちょっと微妙とは思っていましたが、予想どおり微妙な朝となってしまいました。
明神山からの眺めは、山中湖からの高低差もあり、見下ろすような感覚で爽快な眺めです。
パノラマ台あたりのほうがバランスは良いかもしれませんが、状況に応じてですね。
三国峠を通過する車のヘッドライトが暗部に光をもたらしてくれ、全体のバランスが少し良くなりました。
アップロード日: 2014年7月23日




