朝霧高原より望むダイヤモンド富士です。
この朝は、笠雲などが発生する可能性があり夜明けからスタンバイしていましたが、
予想は外れてしまい空振りに。
まあそんなのはいつものこと、と特に気にもせず、帰路へと。
すでに太陽が昇ってから帰り始めたわけですが、
朝霧高原を北上していくと、太陽が富士山の裏に隠れました。
太陽と富士山の位置関係によって、一度日が昇ったあとでも
もう一度太陽が隠れるということがあるんですね。
それで、ちょうど太陽は富士山の裏側に隠れました。
そしてあるポイントまで辿り着くと、カメラマンがズラリと三脚を構えています。
「ここがダイヤモンド富士のポイントだろう」ということで、
私もカメラを出して撮影の準備にとりかかります。
しかし太陽の位置からして、定刻はもうすぐ。
カメラを準備してものの1分かそこらで、太陽は顔を出しました。
ちょうどその頃、山頂を通りかかる雲が一緒になって写真に写り込んできました。
太陽と富士山だけでは少し味気ないですが、雲も加わったことで賑やかな展開に。
ダイヤモンド富士の位置も少し右にずれたことで、
単調ではない、遊びのある一枚に仕上がりました。
いつもど真ん中じゃ、面白くない。
アップロード日: 2017年1月22日