冬が終わりやがて春が来て、いよいよ夏に向かう。
この季節が、雲海や朝焼けを狙うチャンスの到来でもあります。
冬場は空気が乾燥するので、上にも下にも雲があまり出ません。
前日の雨で水分がもたらされ、その後平穏になる予報。
天気図や撮影地の地形などから、気象条件を読みます。
パール富士を撮影後、21時頃からこの場所で状況を伺っていましたが、
思惑通り雲海が湧いてきました。
それからこの場を一旦離れて行動していましたが、
またも思惑通りに上空にも雲が流れてきました。
湿度が異様に高いことが肌で感じられたので、雲は湧くと思いました。
下の雲海も上を流れる雲も、今回は読みきりました。
そしてもう一歩届かなかったのが、朝焼け。
全天が真っ赤に染まるような朝焼けを期待しましたが、この写真がピーク時。
右半分が焼けるのがやっとでした。
前日の夕焼け(紅富士)も不発に終わっており妙な大気の霞み具合に嫌な予感はしていましたが、残念でした。
もう一歩太陽光が弱かったようです。
それでも、ある程度の気象の読みが当たったので、ひとつ収穫と言えます。
アップロード日: 2014年5月17日
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