山中湖湖畔より吊るし雲を撮影しました。
ちょうど太陽が沈んでいくところ。
笠雲や吊るし雲など、突然の発生でもすぐに撮影に行けるのが地元の強み。
今回は笠雲発生時点で薄曇りだったため見送っていたのですが、
ライブカメラを見ていると形がなかなか綺麗なので、急いで家をでました。
しかし山中湖まで30分ほど掛かり、移動中に富士山の背後がどんよりと曇ってしまいました。
近くに住んでいても難しい…。
一応カメラを出して撮影してみました。
逆光に照らし出されて浮かび上がった巨大な吊るし雲。
非常に長く東へ伸びていました。
これで富士山の裏側が明るければ、良い作品が撮れたかもしれません。
富士山の近くへ引っ越すと、撮影への臨み方がまるで変わってきます。
「ちょっと良いかな」と思ったくらいで撮影に出ていると、
食事をする暇も睡眠をする暇もなくなってしまいます。
「今日こそはすごく良い」という日だけを狙わないと、クタクタになってしまいます。
そこを判断するのが、新しい難しさです。
判断を誤ると、逃したくない絶景も逃してしまいます。
やっぱり富士山は、いつも難しいのです。
アップロード日: 2017年4月20日