曇天に浮かぶ黒い吊るし雲と、笠雲を被った富士山。
天気が崩れる前など、南風が安定して吹いているとこのような雲が出現してきます。
笠雲や吊るし雲は、だいたいのパターンはあるものの、
その都度形や大きさ、場所なども変わってくるため、どこから撮るのが正解とは言えません。
一つのヒントとして、吊るし雲はほとんどの場合、北東側に出現します。
なので吊るし雲を富士山の上部に合せたい場合は、
富士山の北東側から撮ると写真としては収まりが良くなる場合が多いです。
それでも場所は日によってまちまち。
この日は忍野村から撮影しましたが、位置はやや左寄りでした。
条件が良いときは山中湖上空や、もっと東寄りに出る事が多い気がします。
このシーンは富士山の頭が隠れて少しインパクトの薄い写真ですが、
吊るし雲は非常に重厚感があり、迫力を感じるシーンでした。
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アップロード日: 2017年4月26日
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