富士山写真で定番中の定番となった、忠霊塔と桜と富士山の組み合わせです。
山麓に引っ越してからは車で15分程度で行けるようになったので、
満開のタイミングを見て撮影に訪れてみました。
この日は春の嵐が去った後で快晴が期待されたものの、
薄雲が残ってしまいまさかの青空出ず。
しかしながらヌケは良く、富士山はクリアーに見えていました。
雲が光を遮ってしまうので少しメリハリの無い状態となってしまい、
だいぶ無理な編集を加えてそれらしい雰囲気へと仕上げました。
元々は「自然な」写真をポリシーとしてやっていましたが、
時代の移り変わりで、写真は「編集で手を加えるのが当たり前」となりつつあります。
その中で、様々な表現が出てくるわけですが、手を加えるのも実は簡単なことではなく、
上手くやらないと、綺麗には仕上がりません。
「いじれば綺麗になる」とは言えず、テクニックが求められます。
このあたりに関しては、以前よりあまり重点を置いてこなかったためか、
納得のいく仕上がりに持っていくのが難しかったです。
もちろん、自然な状態で綺麗に撮れるのがベストですが、
編集のテクニックも向上させ、シチュエーションが悪くても良い写真を作れるよう、腕を磨きたいところです。
今回は状況写真のようなもので、作品としてはボツだと思っています。
アップロード日: 2017年4月19日




