夜明けの大雲海は、ドラマチックなシーンでした。

山間部に湧いた雲が風で躍動していました。
湿度の高い状況で、登道も霧の中、少しの雨。

しかし標高が上がると雲の層を抜けて上に出ました。

夜明けの光を受けて雲海も照らされ始める頃。
なんと上空を流れてきた雲が富士山に掛かろうとしているではないか。

結局、このあと富士山は雲隠れ。御来光を拝むこともできずでした。

この目の前で沸き立つ雲海に光が射し込むシーンを想像しワクワクしたのですが、叶わず。


富士山の手前についていた帯状の雲が最初から気になっていましたが、
どうやら頭上に湧いてきた雲はあの富士山の帯と同じ高度にあったようです。

せっかく光線状態も良く朝焼けにも染まりつつありましたが、夜明けに状況が一変してしまいました。

朝にはヌケも悪くなり、雲海も消えていたのでした。
予想外の撃沈で唖然とするのみ。
何が起こるかわからないのが富士山です。

それでも夜明けのこのシーンは、価値のある一枚です。

有償・無償にて写真データの提供も承っております。
テレビ・雑誌・カレンダー・Webサイト等に提供実績あり。ご依頼はこちらをご覧ください。
また写真をプリント、額装しての販売も可。メールでご相談ください。

アップロード日: 2016年9月4日

自己評価: ★★★★☆

ほかの写真

ご注意など
  • 当サイトに掲載されている全ての写真の著作権は撮影者に帰属し、許可なく転載したり使用することは法律により禁じられています。
  • 当サイトに掲載されている情報の正確性については、その内容を保証するものではありません。
  • 免責事項: 当サイトでは、当サイトを利用したことにより生じたいかなる損害についても責任を負いません。