豊富な流れる雲海と、朝焼けの富士山。
雲の流れが非常に柔らかくて繊細です。微風ですね。
夜も、朝も、日中も、いつでも雲海は良いものですが、
この夜から朝に変わる絶妙な時間帯が、カメラマンの腕の見せ所です。
やはり「変化がある」シチュエーションは、カメラマンを燃えさせますね。
その一瞬しかない、大事な瞬間を収めていきます。
飽きることのない光景に、感動しながらシャッターを切ります。
特に、少し空が明るくなり始めたくらいの時間では、
シャッター速度の見極めが難しくなります。
空はどんどん明るくなるので、長すぎれば露出オーバーで真っ白、
短すぎれば真っ暗です。
まだ暗いうちはカメラまかせオートにできないので、ある程度の”勘”も必要になってきます。
フィルム時代は更にシビアな感覚が求められたんでしょうね。
デジタル時代になり、あとでの補正もある程度可能になったとはいえ、
露出がバッチリ決まった時は、嬉しいものです。
アップロード日: 2014年6月1日
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