夜空に輝く満月と富士山です。
雨上がり、富士山の頭には強風で雲がたなびいてアクセントを添えます。
田園地帯に残された木も作品としてのアクセントとなっていますね。
しかし私の中では、「パッと見の印象は良いけど、細部に隙がある」写真は好きではありません。
作品というのは、ある程度以上の「完璧さ」が求められると思っています。
この写真は一見、月と富士山、そしてアクセントとなる木で構成されているように見えるのですが、
手前の田園地帯の中に道路や工事現場の明かりが映り込んでしまいました。
初めて来た場所であり、選んだポイントが悪かったのですが、
木の位置などもあり、月が沈もうとしている状況でポイント移動はできませんでした。
シチュエーションは良かったのですが、
作品にする力が不足していました。
アップロード日: 2015年12月3日
自己評価: 








